YUKA's EYEs
La Compagnie A-n(ラ カンパニー アン)代表 明樹由佳(あかぎゆか)…育児女優の過剰な毎日。

風琴工房「ゼロの棺」の客演を終えて

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ゼロの柩
無事終了しました、風琴工房「ゼロの柩」。
皆様、ご来場ありがとうございました。

初参加の風琴工房。初回っていうのはとまどうね。
多分、その演出家の言葉がまだ遠い、からだね。

詩森さんは俳優が生き生きとそこにいることを一番大切にする人だった。
それは私にとってとても好ましいことだ。
しかし、本番直前まで非常に不安だったのはどういうことだ。
それは、演出に、あまりに具体的な指示がないからだった。
今日はよかった。今日は昨日よりよくなかったけどまあまあ。
などと、感想が演出のほとんどだった。
詩森さんの感覚は信じられたので、なんとかその“いい”という状態に入ろうと
努力したが、そうしているうちに体の感覚のみに頼っている、
そこでリアルでいることのみに偏って立っている自分を発見した。

私にとって演出家は、共にその役の体を探してくれる人だ。
ということがよくわかった。
そういう演出が好き、ということが。
私は具体的な言葉がほしい!

たとえば、あるプランで(もちろん相手役からもらって)あるリアクションをする。
とそれについて、「あ、そこではね、まだ泣いたりしない。」とか言ってくれる。
そうか、このことには耐えられるのね、とか思う。
そんな点を繋げていって、私は役を作っているんだな。
その点がすべて演出家のものだと息苦しくなり、今回のように結構自分に任されていると不安になる。
このバランスが自分にとって心地よい人が好きな演出家なんだな・・・多分。

しかし、今回はベテランの俳優さんを横で見ていて、自分で細かな設計図を書き、
自分のペースでそれを建て、本番近くではそれに肉付けしていく様を見て、
自分の中に演出家を持てよ!と反省した次第であった。
大雑把な私の性格がぁ、こういうことにも出るよねぇ。
体の勘に頼って芝居してるのよねぇ。

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